浪速区のユニークな地域活動について研究するイベント「7289ラボ」第6回目は、地域に住む人がつながる場、「ふれあい喫茶」がテーマ。浪速区役所7階会議室を会場に、約50人が集まって交流、情報交換をしました。(2014年1月24日開催)
現在、浪速区で開催されているふれあい喫茶は8地域。私たちスタッフが地域を回るうち、ふれあい喫茶の地域ごとの違いに着目、地域それぞれの特徴を知ることで学べるものがあるのではないか、と今回の開催に至りました。
メニューや提供方法、企画や運営など、それぞれの地域のスタッフに紹介いただくと、これまで知らなかった特徴やスタッフのこだわり、工夫がまだまだあることがよく分かりました。
どこの地域のスタッフも、共通の関心は「担い手不足」。「次の世代につないでいきたいが、どうすればいいか」といった問題提起に対して、「興味を持つ若い人はたくさんいる。若い人も意見が言いやすい場を作ってはどうか」「身近な人に声をかけて、少しずつ関わってもらうようにしていきたい。」「“人の役に立っている”という意識はやりがいになる。若手若手というけれど、地域活動は私たち年寄りの原動力になっている」など、みなさんの前向きな思いを聞くことができました。
他地域や他区の事例に、熱心にペンを走らせる参加者も多数おられ、自分の地域でも取り入れようとたくさんの質問が飛びかいました。自分の地域以外、なかなか機会のない他地域の事例を一同に見聞きして「勉強になった」「参考になった」という声も聞くことができました。浪速区のふれあい喫茶、今後ますます楽しみになりそうです。