浪速区まちづくりセンターでは、2015年8月~9月にかけて、区内のマンションにお住いの方を対象にした住民アンケートを実施しました。集計結果をご紹介します。
A. 防犯が第1位。
暮らしの安全に直結する防犯への関心が最も高い結果に。
長く暮らすためには「安心」が大切。日ごろのご近所づきあいで顔見知りでいることが、地域の防犯につながります。
A. 「ない」が6割。
子育て世代や土地勘があまりない、居住5年未満の世帯では情報がいきわたっていない傾向が。参加率も低くなっています。
A. 7割は参加意思あり
浪速区でも、南海トラフ大地震、それに伴う津波による大きな被害が予想されています。みなさんの備えは万全でしょうか?いざという時には住民同士での助け合いが不可欠です。
A. 「あいさつする」が第1位
9割が「あいさつ」すると答えており、家族構成問わず高い傾向に。単身世帯より、2人以上の家族がいる世帯のほうがコミュニケーションが活発なようです。
A. 6割が「必要」だと考えています。
一般的に「マンションに暮らす人は地域への関心が薄い」と言われています。
普段からのお付き合いを通して人間関係をつくり、困ったときには助け合うという考え方は、住宅の形態に関係ないということが分かりました。建物や階が違うなど知り合う機会が少ない中で、つながりづくりのアイデアが必要です。
【地域での取り組み】
地域では防災に関するさまざまな活動が実施されています。
・地域をつなぐ地域防災訓練
・避難所開設運営訓練
・防災会議
・地域とマンション管理組合の合同防災セミナー など
【行政のサポート】
・防災出張講座
浪速区役所は、防災に関する資料提供や勉強会の開催をサポートしています。数人のグループ活動の場や管理組合へ講師を派遣することもできます。ご興味ある方は浪速区まちづくりセンターまでご相談ください。
・防災マップ配布
浪速区内の避難場所などを案内する地図です。
地震が起きた時の行動の仕方、災害時連絡先などが載っています。区役所で配布していますので、地震への備えとして、避難場所など確認しておきましょう。
アンケートに答えてくれたのは…
■浪速区内4地域の分譲マンション10棟
■有効回答数187通
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