意外と知らない地域の団体。その活動をインタビュー。おしえてカイチョー!


浪速区青少年指導員連絡協議会 会長 松居徹さん(平成25年9月第1号)

ある時は屋台店員、ある時は見守り隊

 

9月8日に開催されたナニワ区民まつりでは、模擬店や受付を約60人のスタッフで担当した。「9月は行事や会合が6つもある中で、たくさんの方が参加してくれました」。青少年指導員(通称、セイシ)は、子ども映画会・巡視・もちつき・区民文化祭など多くの地域行事に関わる。50歳が定年という団体は、地域では若手なのだとか。

「機動力があるから、地域活動の縁の下の力持ち的な存在ですね」。という松居会長が力を入れるのは、新しいメンバーが入りやすい雰囲気づくりだ。浪速区は子どもが減っており、活動も縮小しがち。


また、青指は町会ごとに1人と決まっているため後継者選びにも独特の難しさがある。

「僕も始めは名前だけだからとだまされて入った(笑)。青指は大変だけど、子どもと関わるのは楽しいから続けられる」と笑う。子どもの笑顔が見たくて、という松居会長の笑顔の連鎖はまだまだ続きそうだ。

浪速区青少年指導員連絡協議会

青少年の健全育成、地域活動の担い手となる青年リーダーの養成などを目的に発足。市長から町会ごとに1人委嘱され、区内では現在約90名が活動している。