みんなの助け合いで町をにぎやかに
大阪市内の各区にまちづくりの推進をめざして設置されているコミュニティ協会。今回は浪速区での取組みについて、松尾武司会長にお話を伺いました。
コミュニティ協会には大きく分けて三つの事業があります。区民センターの指定管理、コミュニティ育成事業、体育厚生協会や青少年指導員などの社会教育団体の活動支援です。
特に地域と密接に関わるコミュニティ育成事業では、区民まつり、区民文化祭、子どもカーニバルをはじめ、コンサート、スタンプラリー、「728(なにわ)の日」の催しなど、年間を通して色々なイベントを応援しています。
また、松尾さんの大きな仕事のひとつがイベントの開催判断です。「昨年の区民まつりは、当日の朝に会場を変更したので、区民の皆さんやスタッフにご迷惑をおかけしました」。
臨機応変な対応が求められるときに必要な資質は何なのでしょうか。
「そういうときにこそ各種団体の助け合いが大切。浪速区はメンバー同士も気心が知れていて、お互い協力関係が出来ているのが強みです」と会長。
裏方としてイベントを支えるコミュニティ協会と各種団体との連帯感を感じる言葉でした。