すべては高齢者の元気のために
会長歴20年目、80歳を超えてもなお精力的に活動されている川端会長にお話をうかがいました。
「各地域の『老人憩の家』などで色々な教室を日替わりでやってます。毎日足を運ぶうちに会員さん同士が親しくなるんです。休んでる人がいたら、気づかって様子を見にいったりもするしね」。
最近は現役で働く高齢者も増えて、以前に比べて加入者数が減っているのだそう。
そこで、新たな加入者を増やそうと、老人クラブという団体名に親しみやすい「なでしこ会」と愛称をつけたり、「ほうき持てたら誰でもできる」というグラウンドゴルフや「5年は長生きできるで」という百歳体操など、新しい教室も生まれています。
歳をとって遠出する機会が減った会員には研修旅行も喜ばれているのだそう。すべては高齢者の元気のために。引きこもり防止や健康づくりに汗を流す川端会長。会員さんの元気で楽しむ姿が会長の原動力になっているようでした。
浪速区老人クラブ連合会
浪速区には18の老人クラブがあり、高齢者の福祉、相互扶助を目的に活動しています。