地域で子どもを育てよう

子どもはまちの子、まちの宝。

家庭や保育所、学校だけでなく、子どもを見守り育てることも、地域活動協議会(地活協)の活動です。

 

・通学の安全を見守ります (子ども見守り隊)

・子育ての不安に寄りそいます (子育てサロン)

・夜回り先生は地域にも (夜間巡視)

・地域集会所で交流の場  (学習支援ルーム)

・子どもも大人も楽しい催しいろいろ


通学の安全を見守ります(子ども見守り隊)

気いつけて帰りや!と声をかける

 

 交通量の多い浪速区。登下校する児童が事故や犯罪に巻き込まれないよう、地活協では見守り活動をしています。

 

 見守り隊が結成されて15年の大国地域では、「雨の日でも子どもは帰るでしょ」と雨の日も風の日も、毎日街角に立っています。交替とはいえ大変ではないですか、と尋ねると「最初はあいさつが返って来なかった子が、毎日声をかけていると『ありがとう』と言ってくれるようになったり、やりがいがあるんです」「中学生になっても『おっちゃんや!』と覚えてくれているんですよ」と話してくれました。

 

 浪速地域では、子どもたちの登校に合わせて、毎朝青色防犯パトロールカーが巡回しています。

 地域のボランティアによって、安心安全に過ごせるまちが守られています。

 

下校時の見守り

 


子育ての不安に寄りそいます(子育てサロン)

 

地域の集会所などで定期的に開催されている「子育てサロン」。

 

赤ちゃんや2~3才くらいの子どもがパパやママと一緒に訪れます。 子どもたちがおもちゃ遊びするかたわらで、顔見知りになったパパママが情報交換したり、ボランティアさんに育児相談したりと思い思いに過ごします。「お母さんも子どももスタッフも、誰もが一緒に楽しんでもらえたら。歌や手遊びを通して、笑顔がひろがれば」と塩草地域のスタッフさん。

 

床にはマットを敷いて安全に。クリスマス会などをすることも!

 

 

 一緒に遊ぶ様子は、まるでひとつの大きな家族のよう。親子が笑顔で、子どもが元気に育ってほしいという地域の温かい思いがこの場所にこめられています.

 


夜回り先生は地域にも(夜間巡視)

 

 青少年の健全育成や非行防止を目的に、青少年指導員(略称:青指)を中心に地域と行政が協力して取り組んでいます。浪速区では繁華街が近いこともあり、主に子どもたちが犯罪や事件、事故に巻き込まれないようにとパトロールを続けています。

 

 目立つ色のジャンパーや「子ども見守り」のたすきを身に着けて歩くのも犯罪抑止のため。

 

 「地域の人間が見守ってるって存在感をアピールする。子どもたちが狙われんようにね」と会長。「寒いからはよ帰りや」と声をかけつつ、地域ぐるみでまちの安全、子どもの安全を守ります。

 

夜間巡視の様子

 


地域集会所で交流の場 (学習支援ルーム)

 

 浪速地域では集会所に週に2日ほど夕方に中学生が集まって、学習支援ボランティアと一緒に宿題をしたり、おしゃべりして時間を過ごす学習支援ルーム「コスモス」が2年前から開かれています。

 

勉強だけでなく、地域行事のお手伝いやみんなでごはんを作ることも。地域の大人や先生、卒業生たちも遊びにきて、まさに中学生と地域の交流の場になっています。

 

カレーライス作りの日。みんなでいただきます!

 


子どもも大人も楽しい催しいろいろ。

吹奏楽コンサート

もちつき

みそ作り体験

地引網遠足

学校キャンプ

学校でお祭り

納涼祭

地域の運動会



 地域活動協議会とは

主に小学校区ごとに様々な団体が協力して運営しています。防災や防犯、子育て、福祉、コミュニティづくりなどの事業を通して、地域をよりよくしようと活動に取り組んでいます。活動内容は地域ごとに異なります。詳しくは掲示板や広報紙をご覧ください。