災害が起きたとき、住民組織が自主的に避難所を運営したかどうかで、避難生活に大きな違いが出ることが分かってきました。この訓練では地震発生から、けが人の対応やトイレの準備、炊き出しなど、「避難所を開設・運営」するところまでを体験します。
こんな風に動いたらいいんや」と、一人一人がいざというときに動けるような訓練になればと思っています。
(区役所市民協働課 防災担当職員より)
避難所の心臓部。本番さながらに事件が起きる。次々に入ってくる情報を整理し判断していく。
避難者を受け入れ、名簿を作る。地域の誰が避難できているか確認するために重要。
避難するところから訓練は始まっている。途中ケガ人がいれば車椅子の助けを呼ぶ。
誰が指示をするのか、役割分担や配置を決める。予行も含めて5回程度開催。
火災によって発生する煙。どのくらいまわりが見えなくなるのか体験できる。
防災の基礎知識や、どのような災害が起こりうるのかについて講演が聞ける。
大地震の揺れを体験。これだけ揺れたら自宅や近隣はどうなる? 想像してみよう。
大人数分の食事準備と配布を体験。一人分ずつ分けるのが、意外に時間がかかる。